ビジネスの現場で役立つコミュニケーション
株式会社スタンコミュニケーションズ

新入社員が陥りがちなコミュニケーション問題

社会人デビューしたての新入社員は、社内外でのコミュニケーションに苦戦することが少なくありません。まずは、よくあるコミュニケーションの問題をご紹介します。

・上司との付き合い方が分からない

学生時代は同年代とのコミュニケーションが中心になることが多いため、社会人になると上司との付き合い方が分からず悩んでしまう場合も少なくありません。「自分の意見を言いたいけれど、怒られたらどうしよう」など、様々な面で上司との付き合いに不安を感じることがあります。

上司との付き合い方が分からなくなる原因の一つとして挙げられるのが、信頼関係が築けていないことです。付き合い方が分からないために上司と距離を置いたままだと、信頼関係を築くのはさらに難しくなります。

・ビジネスにふさわしい振る舞いが分からない

ビジネスシーンでの振る舞い方が分からず、コミュニケーションに問題を抱える新入社員も多いです。ビジネスでは学生時代の常識が通じない場面も多く、知らないうちに失礼な振る舞いをしてしまうことも珍しくありません。ビジネスマナーをきちんと把握しておかないと、社内・社外問わずコミュニケーションが困難になり、仕事の効率にも悪影響を与える可能性があります。

・報連相ができない

報連相とは、報告・連絡・相談を表す言葉です。「報連相をするタイミングが掴めない」「そもそも伝え方が分からない」など、報連相に問題を抱える新入社員は少なくありません。仕事でトラブルが起きたり、悩みを感じたりした際にきちんと上司や先輩に伝達できていないと、後から大きな問題に発展する可能性が高まりますので注意が必要です。

新人教育で身につけたいコミュニケーションの基礎

新入社員の問題を解決するためには、適切なコミュニケーションスキルを身につける必要があります。こちらでは、新人教育で学んでおきたいコミュニケーションの基礎をご紹介しますので、参考にしてみてください。

・相手の話を聞く力

まずは相手の話を聞き、理解するところから始めることが大切です。自分の話や価値観を優先せず、相手の話や気持ちを受け止めるようにすることで信頼関係を築きやすくなります。

・質問する力

話を聞く力を身につけたら、次に質問する力も意識しなければなりません。相手に対する理解を深めたうえで、適切な質問をすれば、円滑なコミュニケーションが生まれるようになります。分からないことを何でも質問できるのは、新人の強みです。積極的な質問は相手との関係構築につながるだけでなく、社会人としてのスキルアップにも役立ちます。

・話す力

伝達したい情報を相手に伝わるように話す力も、社会人には欠かせません。まずは結論から入り、相手に何を伝えたいのか明確にするのがポイントです。次に、できるだけ具体的かつ簡潔に経緯を説明することで、相手に伝わりやすくなります。

新入社員には身につけるべきスキルが多くあり、自社ですべて対応するのは難しいかもしれません。新入社員の研修・マネジメントにお悩みの場合は、ぜひ株式会社スタンコミュニケーションズへお気軽にご相談ください。目的に合わせた研修メニューをご提案いたします。