ビジネスの現場で役立つコミュニケーション
株式会社スタンコミュニケーションズ

SEにおけるコミュニケーションスキルの必要性

SEはパソコンに向かって一人で行う仕事ではなく、他のメンバーとチームになって開発を進める仕事です。チームで仕事を進めていくためには、相手とコミュニケーションを取り、情報共有やスケジュール管理を行っていかなければなりません。

また、SEはクライアントが求めるシステムを納品する必要がありますので、顧客とのコミュニケーションも重要です。相手の希望を聞いたり、適切な提案を行ったり、積極的にクライアントとやり取りをすることで満足度を高められます。SEは社内と社外の両方でコミュニケーションスキルが求められる仕事だといえるでしょう。

コミュニケーションスキルを得るメリット

SEがコミュニケーションスキルを磨くことのメリットは以下のとおりです。

・クライアントが求めるものを把握できる

クライアントが納得するシステムを納品するためには、相手が求めるものを把握しなければなりません。コミュニケーションを通じてクライアントが抱える悩みや問題を細かく確認できれば、ITのプロとして適切な提案が可能です。

・様々なアイデアを得られる

クライアントの悩みを解決するためには、今までにない新たなアイデアが必要とされるケースも少なくありません。コミュニケーションスキルを活かし、チーム内で活発な意見交換ができれば、様々なアイデアが出やすくなります。

・キャリアアップにつながる

SEとしての実績を重ね、管理職までキャリアアップするためには、コミュニケーションスキルが欠かせません。メンバー育成やプロジェクト管理といった管理職の仕事には、様々な人と問題なくコミュニケーションを取れるスキルが求められるからです。そのため、ITスキルとともにコミュニケーションスキルも磨けば、将来的なキャリアに良い影響を与えられます。

SEに求められるコミュニケーションスキル

こちらでは、SEに求められるコミュニケーションスキルを具体的にご紹介します。スキルを磨く際の参考にしてみてください。

・相手を理解するスキル

相手を理解するスキルとは、クライアントが求めていることを理解し、適切な提案をするための能力です。相手の悩みを理解し、共感することでクライアントとの距離も縮められます。

・交渉スキル

お互いに妥協点を見つけ、適切にプロジェクトを進めていくための交渉スキルもSEに必要な能力の一つです。システム開発の際には、クライアントとの調整はもちろんのこと、チーム内での調整も必要になることが多いため、各意見を聞きながら妥協点を見つけるスキルが求められます。

・信頼関係を築くスキル

SEとして仕事を続けていくためには、クライアントやチームと信頼関係を築くことも重要です。コミュニケーションを通じて相手の気持ちを察知したり、共感したりすることで信頼関係を築いていけば「この人とずっと仕事をしていきたい」と相手に思ってもらえる可能性が高まります。

SEに必要なスキルを磨きたいとお考えでしたら、コミュニケーションスキル向上の研修・セミナーをぜひご検討ください。